マラソン日本32年ぶり男女とも入賞なし
「北京五輪・マラソン男子」(24日)
日本勢は五輪史上まれに見る高速ペースについていけず、尾方剛(35)=中国電力=が2時間13分26秒の13位、佐藤敦之(30)=中国電力=は完走選手中最下位の76位に終わった。マラソンで男女ともに入賞なしは76年モントリオール以来、32年ぶり。惨敗の結果を受けて日本陸上連盟・河野匡マラソン部長(47)は、選考方法などの見直しを示唆した。
受け入れたくない現実が、北京で起こった。
キロもたたないうちにアフリカ勢が集団となり、速いラップで後続を引き離していく。25キロまで世界記録を上回る異常なハイペースに日本勢は全く付いていけないまま、大惨敗に終わった。
マラソンの高速化は世界の潮流となっている。しかし、五輪だけは別だった。真夏のレースということもあり、スローペースでの消耗戦がほとんどだったが、今回のワンジルの優勝タイムは、これまでの五輪記録を2分49秒も縮める驚異的なもの。尾方、佐藤を指導する中国電力の坂口泰監督(46)は「マラソンが変わってしまった。トラックの1万メートルの延長になった。ここ(北京)までは待ってくれると思ったが…」と、衝撃を受けた様子だった。
日本にとって男女マラソンでの入賞なしは、72年モントリオール以来、32年ぶりの屈辱。ただ、代表各自の体調管理の問題もあった。代表6人中、野口みずき、大崎悟史がケガでスタートラインに立てず、土佐礼子が右足の外反母趾(ぼし)を痛め途中リタイア。佐藤も調整失敗で76位の最下位に終わった。まともに走ったのは尾方と中村友梨香だけという状況。高野進強化委員長は「選手たちの調整のすべてを否定はできない」と話したが、戦う以前の問題だった。
この結果を受けて、河野マラソン部長は「根本的に強化策を練り直さないといけない。もうベルリン(09年世界選手権)から考え方を変えないと」と、選考方法の変更を示唆した。代表内定の時期、タイム設定などの変更が真剣に議論されそうだ。
最後に坂口監督は「日本は素晴らしいノウハウを持っている。スピードのある若い力がもっと挑戦しないといけない」と願った。対策が遅れれば、日本マラソン界は暗黒の時代に突入しかねない。“お家芸”は今、大きな岐路に立たされた。
(引用:ライブドアニュース)
マラソンの高速化は世界の潮流となっている。しかし、五輪だけは別だった。真夏のレースということもあり、スローペースでの消耗戦がほとんどだったが、今回のワンジルの優勝タイムは、これまでの五輪記録を2分49秒も縮める驚異的なもの。尾方、佐藤を指導する中国電力の坂口泰監督(46)は「マラソンが変わってしまった。トラックの1万メートルの延長になった。ここ(北京)までは待ってくれると思ったが…」と、衝撃を受けた様子だった。
日本にとって男女マラソンでの入賞なしは、72年モントリオール以来、32年ぶりの屈辱。ただ、代表各自の体調管理の問題もあった。代表6人中、野口みずき、大崎悟史がケガでスタートラインに立てず、土佐礼子が右足の外反母趾(ぼし)を痛め途中リタイア。佐藤も調整失敗で76位の最下位に終わった。まともに走ったのは尾方と中村友梨香だけという状況。高野進強化委員長は「選手たちの調整のすべてを否定はできない」と話したが、戦う以前の問題だった。
この結果を受けて、河野マラソン部長は「根本的に強化策を練り直さないといけない。もうベルリン(09年世界選手権)から考え方を変えないと」と、選考方法の変更を示唆した。代表内定の時期、タイム設定などの変更が真剣に議論されそうだ。
最後に坂口監督は「日本は素晴らしいノウハウを持っている。スピードのある若い力がもっと挑戦しないといけない」と願った。対策が遅れれば、日本マラソン界は暗黒の時代に突入しかねない。“お家芸”は今、大きな岐路に立たされた。
(引用:ライブドアニュース)

