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室伏、繰り上げ「銅」へ静観…ドーピング2選手完全否定


 北京五輪の陸上男子ハンマー投げで2位、3位になったベラルーシの2選手がドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したことが発覚し、5位の室伏広治(33)=ミズノ=が繰り上がりで銅メダルになる可能性が高まった問題で、国際オリンピック委員会(IOC)が今月下旬に規律委員会を行い検討することが4日、分かった。ベラルーシの選手側は薬物違反を完全否定。室伏は結論が出るまで静観の姿勢を貫く。

 室伏がアテネ五輪に続いて、ドーピング騒動に巻き込まれた。

陽性反応を示したのは2位のワジム・デビャトフスキーと3位のイワン・チホン。チホンは筋肉増強効果のあるテストステロンが異常な数値を示した。規律委は通常、法律専門家ら3人で構成され、検査結果をもとに選手側の言い分も聞いて処分を検討。同委の判断を受け、理事会がメダルはく奪などを最終決定する。

 関係者によると、両選手は既に予備検体の検査でも陽性反応を示している。規律委の開催が3週間以上も先となることについて、IOCは「出席者の日程上の都合」と説明している。

 疑惑の2選手は完全否定だ。デビャトフスキーは4日、地元メディアに「わたしの体の中に禁止物質は何も入っていないと確信している。テストステロンは誰の体内にも存在する物質だ」と語った。代理人のオリヤー氏は正式な連絡は受けていないとし「なぜ今ごろ問題になるのか。五輪の検査結果は48時間以内に判明するはずであり、不可解だ」と疑問を投げかけた。同氏は今月中旬にシュツットガルト(ドイツ)で開催される世界ファイナルに同選手を出場させる意向を示した。

 筋肉増強効果のあるテストステロンに陽性反応を示したチホンの代理人も「何も新しい情報はない」と話した。ベラルーシ陸連のマリニナ広報担当は「IOCなどから公式な連絡は何も受けていない。もしドーピングの陽性反応が出たのなら、IOCがわれわれに報告するはずだ」と嫌疑を否定しており、規律委の審議が注目される。
(引用:ライブドアニュース)